
幼稚園のスローガン
澄んだ青空に枝葉をのばす、草木のように。かがやく瞳とみずみずしい感性をもった子どもたちの心は、未知なるものへの高鳴りに満ち溢れています。
たくさんの発見や感動を追い求める小さな探検家たち。そんな子どもたちが体験する多くのときめきやおどろきは、やがて将来の基盤ともなる豊かな精神を養います。だからこそ、子どもたちの好奇心を大切に育て、創造力の芽をのばすのに最適な環境を与え続けていきたい。
そのように考える、日新幼椎園のスローガンは、がんばれ!ワクワクの好奇心。
この言葉には、先生やお友達とのふれあいから生まれるさまざまな経験を通して、素直に感動できる子ども、やさしく思いやりのある子どもに成長してほしいと願う、私たちの願いが込められています。
幼稚園の沿革
本園は大田区のJR以南では一番古くからある幼椎園です。
昭和12(1937)年4月、現在の大田区大森西2丁目(現・開桜小学校付近、諏訪神社隣)に「日新家政女学校」の付属として創立いたしました。
昭和19年4月まで運営、その後戦争が激化した為関係方面より都内全域の幼稚園は休園を命ぜられ、翌年5月戦災を受けました。
戦前にあった多くの幼稚園は廃園となりましたが、本園は終戦後他園との距離の関係上現在の場所に移転して今に至っております。
中国古典「四書五経」の一つである『大学』「伝2章」の「湯之盤曰。苛日新、日日新、又日新。」(湯の盤の銘に曰く。「まことに日に新たにせば、日々に新たに、また日に新たなれ」)によるものです。
中国古代の殷王朝<紀元前17〜11世紀>を樹立したとされる湯王(聖天子と慕われ、世の中が平和であったと云うことにちなんだものだそうです。)は、自分が顔を洗う盤(うつわ)に「 苛日新 日日新 又日新 」の九つの文字を刻印し、毎朝洗面する度にその言葉を心に刻み、国政に臨む覚悟を新たにしたといいます。
「何事においても、日々の仕事や勉強などは同じことの繰り返しが多くなると、惰性に流れ、むなしく時間を費やし、何も身に付かずに終わりがちです。 しみついた汚れを洗い直して、自分を新しくする事に1日でも努力したならば、この新たにしたことを基礎として次の一日一日を新たにしていき、さらに毎日を新たにしてゆく。 このようにして少しでも新しくしようとする努力に、とぎれのないようにしなければならない。」という意味です。
本園の特徴
日新幼稚園は、「明るい元気な子」・「がまん強い子」・「思いやりのある子」に育つことを目標とし、集団生活を通して健全な体と心の調和のとれた人になる基礎を育てます。
その為に一人一人の子供の性格を、担任一人の目で見て判断するだけでなく、他の先生達も目を配り、様々な観点から子供達を見つめ、個々を伸ばしていけるようにしております。
又、幼児期にもっとも大切な「あそぴ」「お友達とのふれあい」を重視し、園内の行事(運動会、おゆうぎ会等)も、行事のための保育ではなく、毎日の保育の中のアクセントのひとつとしてとらえ、無理強いする事なく、一人一人の発達にあった励まし、言葉掛けによる『心の育み』を心掛けております。
子どもたちの創造力の芽をのばすのに好ましい環境とは、教育姿勢、先生、システム、そして設備のバランスがとれた環境です。
聞くことで自分なりに考えが生れ、書き、話すことで考えを伝える。この流れ自体が、コミュニケーションそのものなのです。
何気なく作った物のなかに、その子の性格や気持ちを見つけることができます。創作とは、内面を表す作業でもあるのです。
いっいしょに遊んだり、たまにはケンカをして泣いたり、助けあったり、と。お互いに信頼しあって、はじめて対等で正直な関係が築かれます。
幼稚園ガイド 諸概要
給食とお弁当について
*お弁当は午前保育以外の日はお持たせください。*毎週、月・水・金曜日は外部業者から取り寄せる給食弁当も選べます。
(一食310円)
*お弁当箱は、冬場に暖飯器(保温器)で温めますので金物製等もご用意ください。